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活動の始めは1990年後半中国・シルクロ―ドの少数民族との親善交流が契機となりました。1997年3月に国境を越えた国際協力を目的とした「民族フォーラム」を設立し、来年で4半世紀の節目の年にあたり、専門性を有した組織運営が課題となっています。グロ-バル化が進展する中、民族フォーラムは地球市民の視点で市民団体の担い手として国内外の国際的な事業活動に取り組んでいます。

民族フォーラムのミッションは「世界と地域をつなぐグロ―カル(Global & Local)化の実現」です。

海外では国際化に対応する途上国支援としてベトナムから始めました。

国連ミレニアム開発目標(MDGs:Millennium Development Goals)が発効された2000年頃、ベトナムに造詣が深い方の縁でべトナム戦争の犠牲者である視覚障がい者の自立支援の活動を開始しました。具体的には、点字教材の開発プロジェクトを立ち上げ、JICAの「草の根小規模開発パートナー事業」や外務省の「日本NGO連携無償資金協力事業」を活用し、パ―トナ―であるべトナム各地の「盲人協会」と連携の上、点字教材を広範な地域の視覚障がい者に配布し、点字の触読を通じて初等教育の識字率向上に役立ちました。この支援を継続するためハノイに事務所を開設して組織体制を整えました。

また2000年頃にミャンマ―からの留学生を介して、同国では消防車・救急車の絶対数が不足していて人命救済ができず国難状態と告げられ、直ちに埼玉県と協議を重ね、国際貢献の意向が確認できましたので、歴代駐日ミャンマ―国大使からの要請を受けて、2017年まで消防車・救急車など計29台の無償供与が実現でき、国際協力の礎が確立した次第です。

最後にバングラデシュの首都ダッカにおいては、現地病院に在職している看護師(当団体会員)が、日本の看護技術の伝授により医療人材の育成に現在でも力を注いでいます。

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2015年9月にSDGs (Sustainable Development Goals) が国連サミットで採択され、SDGsの1番目の目標「貧困をなくそう」と4番目の目標「質の高い教育をみんなに」の推進活動を民族フォーラムは続けています。国内では地域国際化対応の事業活動として、途上国で培った経験を活かして国際イベントへの出展や国際セミナ-の開催などで多様性のある活動を定着しています。

これまでの活動を踏まえ、SDGs 時代の市民社会に変わることを願い、地域創生及び活性化を担うNPOとしての3つの活動指針を次のように定めています。

① 政策提言活動:

セミナーなどの開催や講師派遣などの機会を利用した市民社会の視点から提言

② 地域の他セクタ-との連携促進:

JICA等の国際機関、自治体、地域のNPO 、公益団体、学校関係などとの協働事業の定型化

③ SDGs の普及/啓発:

団体活動を定期的に案内、課題解決などを共に考え行動する機会の提供

これらの活動指針は世界から地域までを変える原動力となり、組織力を発揮して今後も全力で取り組んでいく所存です。

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中国・敦煌で(1999年8月)

 視覚障がい者支援プロジェクト

(2006年10月、ベトナム/ハノイ)

視覚障がい者マラソン伴走者育成研修

​   (2009年8月、埼玉県)

理事長挨拶

通常総会(2016年6月)

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