特定非営利活動法人
民族フォーラム
ミャンマーでの活動
1.本事業スタ-トの経緯と事業活動
民族フォーラムは、活動の一つとして、埼玉県内に所在する大学(埼玉大学を含め6大学)の留学生と交流を持ち、留学生が勉学しやすいような環境改善支援活動(アルバイト・卒業後の日本国内での就職助言など)を行ってきました。そして「留学生のための日常生活ガイドブック」を発行して、前記6大学の留学生に配布してその活動を支援してきました。
彼ら留学生に対する支援活動を通じて、留学生の親御さんとも交流が生まれ、2004年にはミャンマー住在の親御さんから、「国民の安全と財産を守るために消防車・救急車が欠かせないが、現在はそれらが少ない」との理由で中古車両の提供要請がありました。この要請に基づいて、外務省・埼玉県及び医療機関から提供支援を頂き、埼玉県国際交流協会を通じて、2005年に消防車1台、2006年には消防車1台と救急車1台をヤンゴン消防本部に無償供与することができました。更に、前記機関の支援を得て、2007年にはヤンゴン市内にあるジビタダナ・サンガ病院(僧侶と貧困層向けの無料の私立医療病院)に胸部検診車1台と胃部検診車1台を無償供与することもできました。
この後の2009年9月、当時の在日ミャンマー全権大使から「ミャンマー国の国民の生活安定と財産を守るために、消防車、救急車の絶対数が不足しているので、1台でも多くの車両の供与を続けて欲しい」との強い要請がありました。この要請に基づき、民族フォーラムは前記機関を通じて、消防車・救急車を緬国に無償供与支援事業として継続してきました。なお、今後共ミャンマー国の要請状況に合致した条件で、同国民の日常生活の安定と財産の保護を目的として、これらの無償供与活動は継続したいと念願しております。


ミャンマーにようこそ!
ヤンゴン市内のジビタダナ・サンガ病院に供与したX線装置付胸部検診車を前に病院幹部と当団体メンバー

ヤンゴン市内児童障がい者施設に供与した高規格救急車と児童、教師

ヤンゴン消防本部に供与した大型水槽タンク・薬液タンク付化学消防車
